キャリアアップ特集 日経エンタテインメント!
話題の作品を作り出す人気テレビ番組を創りだす構成作家にインタビュー
テレビのバラエティーはもちろんのこと、CMやラジオ、雑誌コラムなど多方面で活躍しているお笑いコンビ“爆笑問題”。そんな彼らの唯一無二ともいえる、辛辣で知的な笑いを陰で支えているのが『爆笑問題のススメ』(日本テレビ系)、『爆笑問題の検索ちゃん』(テレビ朝日系)といったヒット番組&人気番組を次々と放っている気鋭の構成作家・秋葉高彰氏だ。芸能プロダクションに直談判して業界デビューを果たしたという珍しいエピソードを持つ彼から、構成作家という仕事について、そして夢へと突き進もうとする若きクリエイターたちへのメッセージを伺った。
  秋葉高彰氏
構成作家を目指したきっかけ
秋葉高彰氏

構成作家になろうと思ったきっかけを教えてください

秋葉「25歳くらいの時に劇団へ入ったんです。そこがお笑い系の劇団だったもので、コントなんかの台本を書いていたんですね。演じるのはまったくダメだったんですけど、書くほうに関しては得意でメンバーからのウケもそこそこ良かった。それで、そっちの方面が自分に向いているのかなあと思うようになってきて。そうこうしているうちに、劇団と自分自身の笑いの方向性が合わなくなっていると感じるようになったんです。そこで書くことも好きだったことから、構成作家になろうと本格的に思ったんです。それが27歳の時だから、決意したのはわりと遅いほうですね」

そこからどのような行動を起こしたのですか?

秋葉「構成作家になろうとしたものの、なり方なんか全然わからない。どうしようかなと考えていたら、当時は『タモリのボキャブラ天国』のブームだったので“お笑い雑誌”がいっぱい出ていたんですよ。それをパラパラとめくっていたら、爆笑問題の所属事務所であるタイタンの連絡先が載っていて。電話をかけて『作家としてネタを書かせてもらえないか』と尋ねてみたら、芸人のネタ見せオーディションを奇数月に1回やっているから書いたものを持ってくるように言われたんです。それで、ネタを3本ばかり書き下ろして持っていったところ、社長の目にとまって『ちょっとやってみるか』と声をかけられました。今思えば、社長に原稿を読んでもらえたのは非常にラッキーでした」
秋葉高彰氏

そうした構成作家への進み方って多いのでしょうか?

秋葉「あることはあると思うんですが、僕のようにタレントの所属事務所に電話をかけてネタを持っていくという進み方はちょっと珍しいタイプじゃないでしょうか。ネタや企画を持ち込んでプロになるとしても、構成作家のプロダクションとかテレビ局に送るのが普通です。それ以外だと、ラジオ番組のコーナーにネタを送る“ハガキ職人”なんて呼ばれる常連リスナーになるうちにプロにならないかと声をかけられたり、知り合いの紹介なんかで構成作家のプロダクションに入ったりするパターンが圧倒的に多いですね」
学生時代について 構成作家として
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