日経エンタテインメント!
主な記事をピックアップ!
【特集】

S.M.エンタテインメント強さの秘密

誌面1K-POPブームが巻き起こる日本の音楽業界にあって、今、その動向が注目されている韓国のプロダクションがある。S.M.エンタテインメントだ。BoAや東方神起を “J-POP”のビッグアーティストに育て上げ、昨年から今年にかけては少女時代を“韓国のスター”として日本でも大ブレイクさせた。所属アーティストの実力とヒット確率の高さは突出している。

この10年で同社の日本での活動は大きく変化した。かつてはアーティストのマネジメント会社として日本のレコード会社と組んでいたが、今やアーティストの楽曲制作からコンサート制作、グッズ販売までを自社で手がける“360度ビジネス”で日本でも成功している。また、自社のアーティスト群を「SMTOWN」とブランド化して大規模なコンサートイベントも実施している。

実はこうしたSMの戦略は、日本のレコード会社やプロダクションが目指しているビジネスモデルそのもの。CD市場が縮小するなか、SMは360度ビジネスを推し進めて、日本だけでなく中国を中心とするアジアや欧米まで、打って出ている。そこから日本企業が学べることは多くある。その強さの秘密はどこにあるのか。所属アーティスト、会社代表、主要スタッフの証言から明らかにする。

●鼎談:BoA×東方神起×金英敏(S.M.エンタテインメント代表)

K-POPブームを生み出したS.M.エンタテインメント
所属アーティストがその強さの秘密を語る

●研究:少女時代

韓国のスターが日本上陸1年でいかにして成功したのか?

●スペシャルインタビュー

S.M.エンタテインメント主要3部門のトップに聞く常に先を行くために最も大事なことは?

●インタビュー:SHINee

“東方神起の弟分”はスマート&ポップな草食系

●インタビュー:金英敏(S.M.エンタテインメント代表)

経営トップが見据える、今後の音楽市場、そして世界戦略とは?

【特集】

K-POP完全ガイド

誌面22010年にKARA、少女時代らガールズグループの日本デビューが相次ぎ、一気に盛り上がったK-POPブーム。続々と好調なセールスを記録し、ビジネスの手ごたえを感じているのは、日本のレコード会社だけではない。アーティストが所属する韓国のプロダクションも、続々と日本でアーティスト集結イベントを開き始めた。レコード会社と専門の新レーベルを立ち上げる事務所も登場するなど、K-POP市場のビジネスボリュームは拡大の一途だ。

●対談:小室哲哉 × J.Y.Park

今なぜ、K-POPがウケるのか? 日韓のトップクリエイターが分析 誌面3

●K-POPアーティスト人気ランキング&名鑑30組

K-POPグループで認知度が高いのは? どんなところが人気を支える要因なのか?
K-POP好き300人にアンケートを実施した。 誌面4

●インタビュー <ネクストブレイクガールズグループ>

AFTERSCHOOL:マーチングパフォーマンスで日本デビューの8人組 ・Secret:「かわいいのに気さく」で女子に愛される存在
T-ARA:新しいのにどこか懐かしい世界観
RAINBOW:“KARAの妹分”7人組が日本デビュー
誌面5

●インタビュー

K-POP全盛時代に描く、エイベックスの巻き返し戦略

【インタビュー】

KARA

危機を乗り越えて再加速。
デビューから1年を経て、今、何を目指すのか?

誌面6 現在のK-POPガールズグループのブームはこの5人から始まったと言っても過言ではない。だが、年初に分裂騒動が起こり、グループ存続も危ぶまれた。その5人が活動を再開。ヒットチャート1位も獲得した。彼女たちは、現在と未来をどのように見据えているのか?

【特集】

韓国ドラマ最前線

誌面7 チャン・グンソクというニュースターが誕生し、新たなブームを迎えている韓国ドラマ。K-POPブームの追い風もあって、トレンドに変化が見られる最前線に迫った。

【インタビュー】

ナインティナイン

20周年に起きたこと、21周年に思うこと

誌面8

【インタビュー】

満島ひかり

アイドルから魂の女優へ
―― エンタ界を席巻する“満島”とは?

誌面9

【特集】

CMが映す日本のいま

3.11を境にテレビからはCMが消えて、ひたすらACの公共広告が流れる日々が続いた。あれからそろそろ半年…。“復興”したCMには日本のいまの気分が表れている。人々は何を見たいのか、企業は誰を起用したがっているのか、そしてCM表現にはどんな変化が現れているのだろうか。

編集部より

K-POP特集を担当しました。1年前は、ガールズのデビューだけで、話題になりましたが、今では、韓国の大手事務所が日本でコンサートを開くまでに。その行動の速さには驚かされます。一方、韓国のテレビ番組を、衛星やケーブル放送で見ると、ソウルから生中継の音楽番組『Mカウントダウン』にKinKi Kidsの堂本光一さんが出ていたり(8月11日)と、韓国では逆に、日本のアーティストに注目が集まっています。今、日本で人気のK−POPアーティストには、スター発掘番組が生んだグループがいたり、トップテン番組の1位が夢だったりと、いずれも、日本で昔、人気だったテレビ番組が重要な売り出し手段です。いっそのこと、日本でも復活させて、日韓の才能を競わせてはどうでしょうか?(白倉資大)

震災にめげず動員記録を更新した「ROCK IN JAPAN」(62P)に燃え、カバーアルバム収録楽曲の素晴らしさを語るマーティさんの話にうなずき(137P)…。ガールズグループ取材に奔走するK-POP特集班を横目に、J-POP&ROCKにどっぷりつかった1カ月でした。9月にアジアツアーを控える、「わらうた」特別編に登場してくれたSCANDAL(144P)は、日本でなければ生まれなかったタイプのバンド。「規律正しいYMOみたいに、日本人らしい音楽というのもあるはず。いつか、そういうものも表現できるようになりたい」と話してくれたサカナクション・山口一郎さんの志の高さには敬服しました(7P)。どちらが良い悪いではなく、このK-POP大ブームが、日本の音楽の個性を再発見する契機になればいいなと思っています。(山本伸夫)

昨年の日経エンタテイメンント!10月号で日本の雑誌として初めて少女時代を表紙に起用してから1年。日本の音楽シーンをこれほどK-POPが席巻するとは予想していませんでした。その間、様々な人に聞かれたのは、「なぜK-POPが日本で受けているのか?」ということ。その理由が今回の韓国エンタテインメント特集の取材をするなかで少し見えた気がしました。K-POPは、なぜダンス音楽が中心なのか、なぜライブはカラオケなのか、なぜ歌詞にそれほど意味がないのか――。そこにヒントが隠れているわけです。日本の音楽業界が中国を中心とするアジアマーケットを視野に入れるなか、韓国エンタテインメントから学ぶことは多いと改めて実感しました。(編集長・吉岡広統)

日経エンタテインメント!2011.9
阿部寛

阿部寛

岡村隆史

岡村隆史

矢部浩之

矢部浩之

満島ひかり

満島ひかり

福士蒼汰

福士蒼汰

松本大洋

松本大洋

サカナクション

サカナクション

日経エンタテインメント!2011年10月号 2011年9月3日(土)発売 ご購入はこちらから
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