【インタビュー&研究】
少女時代
アジアで人気沸騰のガールズが日本デビュー

K-POPガールズの中で、トップ級の人気と実力を持つ少女時代が日本で9月8日デビュー。8月25日のイベントでは2万人以上を集客し、力のほどを見せつけた彼女たちだが、事務所の方針の下、その素顔はベールに包まれていた。彼女たちの今の心境を、日本のメディアとして初めて聞いた。
【インタビュー】
二宮和也
時代劇にアクション、役者・二宮本格始動
初の時代劇になる映画『大奥』が10月1日公開、さらに異色のSFアクション作『GANTZ』が来年公開予定。今年の後半から、嵐の「ニノ」が役者「二宮和也」として再び動き出す。自然体な演技を得意とする彼が、いかにして時代劇に臨んだのか。同世代の実力派、松山ケンイチとの共演がもたらしたものは? そこから見えてきた彼の演技に対する考え方は、実は意外なものだった。
【特集】
エンタ界を元気にする
急上昇ガールズ100人
自分の素をうま〜くさらけ出した
“愛されキャラ女子”が人気者に

ちょっと前までアイドルを愛でるのは男子の特権だった。しかし、今年破竹の勢いで躍進するAKB48は、女子たちも魅了。女性ファッション誌でも引っ張りだこだ。人気ナンバーワン女優に名乗りをあげた北川景子。“結婚”を武器に雑誌不況を跳ね返す「婚カワ」モデル群。着うただけでなく音楽CDも売り伸ばす、西野カナら「自己演出3大歌姫」。そして「幸せになりたい」と主張した遅咲き「アラフォー女芸人」たち――。世代を超え、彼女たち全員に共通するのは、女子に愛される素の自分、“キャラクター”を打ち出していることにある。今までの常識を覆す“GIRLS POWER”。エンタ界、そして日本を元気にするその秘密を徹底的に追求した。

●女優編:ファンと育つ“素モテ系女優”
インタビュー 桐谷美玲

●アイドル編:“至近アイドル”にみんなが夢中!
インタビュー:フレンチ・キス(from AKB48)

●モデル編:“婚カワモデル”が人生のお手本
●お笑い編:“女の幸せ願望”芸人がモテモテ
インタビュー:大久保佳代子(オアシズ)
●ネクストブレイク編:“天才型女優”が世代交代を狙う
インタビュー:橋本愛
●アーティスト編:まねしたくなる“自己演出”歌姫
【特集】
K-POPガールズグループ
最前線
にわかに起こり始めたK-POPガールズブーム。各レコード会社からメジャーデビュー組が出そろい、セールス合戦が始まる。果たして勝ち残るガールズは? ブームは一過性で終わるのか? 注目度は高い。
●KARA:歌もバラエティもこなせるがんばり女子
●4Minute:90年代生まれガールズは同年代女子の星
●BROWN EYED GIRLS:実力派お姉さまは経験を武器に歌で魅せる
【特集】
理由あって見逃せない!
秋映画33本

『トイ・ストーリー3』『借りぐらしのアリエッティ』『踊る大捜査線 THE MOVIE 3』を中心に、活況だった今夏の映画界。続く秋も、話題は豊富なようだ。関係者が興行の本命と見るのは『海猿』。その3D版が、邦画では過去最大の300スクリーンに迫る規模で公開される。クリエイターで見るなら『悪人』。今年『告白』をヒットさせたプロデューサーが、再び人間の悪意をテーマに挑む。さらに相次ぎ公開される時代劇、ガールズグループで話題の韓国からは記録的ヒットの映画も上陸など、見逃せない“理由あり”の作品が多い。33本を注目ポイントとともに紹介しよう。
8月某日。10数年ぶりに降り立った両国駅周辺で、意外なものに圧倒されました。女の子のナマ足、ナマ足です…!! 彼女たちが目指すはただ1つ、両国国技館で雑誌『セブンティーン』が開催した「夏の学園祭2010」でした。
様々な角度からガールズブームを追ったのですが、裏話で合点がいったのが、最近ヒットを連発する某レコード会社が「アーティストに美人を採用しない」という話。“ちょいブス”が努力してかわいく見せる様が、女の子たちの共感を呼べるから、というのが、その理由なんだそうです。
今でもブログを書き続ける北川景子をはじめ、エンタ界の新しい人気者に共通するのは、いかに自分を伝えるか、“セルフプロデュース”に対するたゆまない努力です。さらに、好きなことや幸せを純粋に追う姿。老若男女問わず、彼女たちの“生き方”から学べることは、本当に多いと思います。(平島綾子)
夏休み中にK-POPガールズへの取材が続きました。そこで、いくつかの現場に小さなお子さんの姿がありました。少女時代のヒョヨンさんが、スタイリストの幼いお嬢さんにカキ氷を食べさせていたり、ほほえましい光景でした。K-POPブームは女性ファンが支えているといわれます。女性アーティストの身の回りの世話をする方々には女性が多いですし、働く女性たちも、今のブームを支える重要な存在です。
KARAの撮影現場には、お子さんだけでなく、かわいワンちゃんの姿も。あまりにかわいので抱きながら撮影に立ち会いました。するとさびしくなったのか、犬がクンクンと鳴き出し、困っていると、優しいハラさんが代わりに抱いてくださり、犬もすぐ鳴きやみました(笑)。(白倉資大)
少女時代を国内メディアとして初インタビュー&撮影するため、ソウルに行ってきました。
K-POPガールズ人気の背景の1つとして、「日韓の“カワイイ”が近づいてきたから」とはある事務所スタッフの弁。若者が集まる明洞を歩いていても、ファッションの違いはほとんど感じませんでした。街には日本と同様にZARAやH&Mが軒を連ね、お客さんで大混雑。国際的なアパレルメーカーが、世界の日常着の偏差値を上げるなか、美の基準もボーダレスになっているのかもしれません。
日本国内でも資生堂「マキアージュ」に起用されているICONIQや『Oggi』の人気モデル、ヨンアも韓国出身。日韓の「美」がますます近づいていきそうです。(編集長・吉岡広統)