【特集】
“ONE PIECE現象”
大解剖!
制作舞台裏を徹底取材

「海賊王におれはなる!!」――週刊『少年ジャンプ』に『ONE PIECE』が初登場したのは97年のこと。これまでアニメ化、ゲーム化などの段階を踏んでファン層を広げてきたが、ここにきて、『ONE PIECE』を巡る動きがさらに活発化している。アニメの視聴率が上昇傾向にあり、アニメ主題歌を収録したベストアルバムがヒット。原作コミックに至っては、最新巻の発行部数が、日本記録を塗り替える310万部。物語誕生から10年以上を経て、今なぜ“ONE PIECE現象”が起こっているのか。制作舞台裏を徹底取材した。
【インタビュー】
関ジャニ∞
関西発アイドル、“ご当地”を語る
その名のとおり、関西出身のメンバーで構成されている関ジャニ∞。最近、彼ら周辺が騒がしい。大阪での凱旋・単独カウントダウンライブ、日本各地を旅する初の全国ネット番組、壮大なプロジェクト…。関西人の苦悩、初めての東京、思い出の地――大阪から羽ばたき、全国を駆け回る彼らに話を聞いた。
【インタビュー】
西野カナ
ケータイ世代の恋愛観を代弁する
“着うたの女王”

「今すぐ同じモノが欲しい!」と思わせる等身大のファッションとケータイでダウンロードせずにはいられないリアルな歌詞とセツナいメロディー――。10代20代女子のハートをわしづかみにする“ケータイ世代の歌姫”が西野カナだ。1stアルバム『LOVE one.』から約1年、自らの恋愛における成長を映し出した新作アルバム『to LOVE』について、作詞のベースになる恋愛観を交えながら話を聞いた。
【特集】
47都道府県
ご当地ヒットを探せ!

秋葉原の劇場からブレイクしたAKB48。最近は妹分のSKE48が名古屋を拠点に活動中。オダギリジョーは熱海のドラマ、大沢たかおは茨城の映画…映像作品もご当地モノが急増している。地域密着型の作品や人が盛り上がるのはなぜか。知られざるヒットはあるのかを探った。
★7月スタートドラマ『熱海の捜査官』はなぜ“熱海”なのか?(インタビュー:栗山千明)
★アーティストの地元フェスが増えるワケ(インタビュー:西川貴教)
★名古屋から天下をうかがう尾張娘の育ち方(インタビュー:SKE48)

★県民スターが出ている知られざる人気番組って?
★地方ローカル番組の楽しさとは?(インタビュー:トータルテンボス)
★日本で映画のロケが一番多い地域はどこ?
★地方ロケでのオフの過ごし方(インタビュー:夏帆)
★平成の人気者1000人を多く生み出した地域は?
【保存版】
この夏行きたい!
全国47都道府県
エンタ系スポット350

「人気のイベント」「小説・映画の舞台」「話題作のロケ地」「タレント記念館」――47都道府県のこの夏行きたいエンタ系スポット350カ所を紹介。地元通タレント全49組には、太鼓判を押す必見スポットとご当地グルメを教えてもらった。この夏必携の保存版です!
【インタビュー・研究】
小栗旬
人気俳優が語る映画の作り方

最初に決めたのは、18か19歳のとき。“いつかきっと”=surely somedayというタイトルだった。一役者として参加する側から、数多くのスタッフを率いて1つの作品を作り上げる立場へ――。自身のネームバリューゆえ、ペラ1枚から始まったその企画は公開規模がどんどん拡大、責任の重さや、忙しさからくる準備不足で、クランクインの前々日に「監督を降りる」と、プロデューサーに電話したこともあった。難所を乗り越えた“監督”小栗旬に話を聞いた。
★小出恵介ほか主要キャスト5人が、今だから明かす「“監督”小栗旬って?」
【特集】
夏ドラマなう
世代交代、再登場、
見るべき夏ドラマはコレだ!

前クールの好調を受け、今期も7本の刑事ドラマが並ぶ。そんな「警察エンタテインメント」に対抗する作品は? また、金曜日には、ヒットクリエイターが再登場し、新たな一手を打つ。俳優面から見ると、主演の性別に少し変化が見えてきた。見逃せないこの夏のドラマを、一気に紹介する。
【K-POPスペシャル3連発】
エンタ!が見た
ジュンス/ジェジュン/ユチョン」始動ライブ
6.13東京ドーム公演レポート
約半年ぶりに、そろって公の場に姿を現した彼ら。関心が加速するなか、3人が発信したものは何だったのか?
K-POPブーム最前線
日本のメディアとして初めて韓国の人気音楽番組「ミュージックバンク」に潜入。出演アーティストたちが日本のマーケットをどう見ているかなど、K-POPシーンの舞台裏に迫った。
インタビュー:KARA

韓国でトップ級の人気を誇る5人組ガールズグループがいよいよ日本上陸。彼女たちの強さの秘密に迫った。
地方特集ということで、出張に行くぞ!と盛り上がった編集部。私もまずSKE48さんの取材で名古屋へ。メンバーの3人は非常に礼儀正しく、素朴さの中にもプロ意識のある、東京では触れられないような魅力を感じました。うわさ通り、名古屋に逸材アリです。次はイナズマロックフェスの取材で滋賀県庁へ。実直なご担当の白井さんに「ライブとかいらっしゃいます?」と聞いてみたら、「若い頃は松田聖子さんと中山美穂さんのコンサートに」と笑顔。おっと、アイドルならアイドリング!!!さんにも、AKB48さんにも、モーニング娘。さんにも滋賀県出身者がいますよ!となぜか売り込み。取材が終わり庁舎を出たら、編集部から電話が。「おまえ、異動の内示が出たから」「え…?」。というわけで、7月から日経トレンディ編集部所属です。3年半、ありがとうございました。(上原太郎)
世界最大のゲーム見本市「E3 2010」を取材しました。会場で一番人気の「ニンテンドー3DS」体験コーナーは、懐かしいタイトルも多く、私が一番長時間プレーしたのは、1983年に誕生したタイトル『ゼビウス』。空中を飛ぶ敵と、地上の砲台からの攻撃両方に配慮しなければならないこのゲームは3Dになると、にわかに臨場感が増します。
『アバター』や『アリス』も映画館で楽しみましたが、3D世界を自分の意思で自由に動き回れる興奮はそれ以上。まさに新しいエンタテインメントです。そんな「3DS」はじめ「E3 2010」の見どころを7月13日発売の別冊『ゲームエンタVol・8』では分かりやすく特集します。こちらもお楽しみください。(伊藤哲郎)
巻頭インタビューは地方特集連動で関ジャニ∞が登場。ベタに「大阪」をテーマに撮影をお願いしましたが、さすが心得ている彼ら。投げられた饅頭を口でキャッチする“秘技”を見せた丸山クンなど、大いに盛り上げてくれました。7人の仲間が醸し出す雰囲気は、「いいグループだなぁ」と感じさせます。
そういえば、W杯サッカー日本代表が肩を組んで国歌を歌い、仲間の結束力を示して話題になりました。『ONE PIECE』は、仲間が助け合いながら目的地に向かうストーリーが多くの人の心をつかんでいます。小栗旬監督が同世代の俳優たちと作り上げた映画は、仲間同士だからこそ生まれる勢いがある。依然世の中は閉塞感が漂っていますが、“仲間パワー”が現状打破のカギを握っているような気がします。(編集長・吉岡広統)