【表紙/インタビュー・研究】
大野 智
僕とアートとオンとオフ
アイドルを辞めようと考えたほど好きなアート制作。嵐のリーダーとして多忙になった今も、オフの時間には変わらず向き合っている。思うように時間は割けなくなったが、アイデアがふと降りてくるたびに小躍り。大野智は、こんなふうに「オン」と「オフ」を切り替えている。
【特集連動インタビュー・研究】
菅野美穂
20代30代女子の共感を集める
人気女優の仕事術

『働きマン』『曲げられない女』など、連続ドラマで“働く女性”を好演、高視聴率を記録するなど、“結果を出せる主演女優”に成長した菅野美穂。10代半ばでデビューし、32歳の今、仕事が好調な理由はどこにあるのか? その鍵は、自分なりの心身のバランス、“緩める術”を得たことにあった。
【特集】
人気者の仕事術
仕事&自分を磨く20の「秘」テクニック

流行りすたりの激しいエンタ界で、引っ張りだこ=人気者であり続けるには、ワケがある――。表舞台にいるタレントから裏方の作り手まで、ヒットメーカーの“仕事の極意”と、具体的な実践法を紹介する。
☆PART1 情報整理術
●そうだったのか!キャスター・池上彰のニュースA4整理術
●年間100冊以上を読破する女優・杏のオリジナル読書法
●年に映画600本!
『王様のブランチ』映画コメンテーターLiLiCoの手帳&ノートの使い方
ほか

☆PART2 アイデア発想法
●AKB48でホームラン〜ヒットメーカー秋元康の“当てる”方法
●電通クリエイターの発想法を緊急アンケート!
●東大で一番売れてる発想術本は?
●放送作家・鈴木おさむのアイデア量産の極意

☆PART3 自分磨き術
●“美のカリスマ”平子理沙の“好き”を仕事にする三箇条
●女性アナ集団 セント・フォース、『めざまし』皆藤愛子 の自己管理術
ほか

☆PART4 コミュニケーション術
●クレイジーケンバンド・横山剣「まずは自分をさらけ出せ」
●映画監督・阪本順治「気持ちを伝えるには“言葉”が大切」
ほか

【特集スペシャルインタビュー】
ベッキー
仕事をポジティブに進める5つのルール

【特集】
アニメ・アニソン 新潮流
7組の重要人物でひもとく術

00年代半ばをピークにテレビシリーズの製作本数やDVDの販売が減少。不調といわれているアニメ業界だが、実はまだその潜在力は高く、エンタ界の新たな牽引車になりつつある。作品面ではこれまでになかった新しいタイプのアニメが登場し始めた。アニメ関連音楽は、大規模ライブを開催するアーティストが増加中だ。その新潮流に迫った。
【スペシャルインタビュー】
水樹奈々
声優の枠を超えた
『紅白』アーティストの魅力とは?

【特集】
3Dエンタテインメント最前線
映画もテレビもライブも飛び出す!

『アバター』の大ヒットで旬のキーワードになった3Dが、映画以外のエンタテインメントにも広がってきた。対応テレビの発売に合わせて有料放送がスタート。音楽やゲームも3D化が進んでいる。最前線を追った。
昨今のエンタ界の人気者は、やっぱりかなりの“仕事好き”、そして“極め系”なんだな、というのが、「仕事術」特集の取材を通しての、第一感です。そのなかでも意外性満載だったのが、平子理沙さん。『THIS IS IT!』を数回見に行くのはよくある話。それが15回とは、全くない話、です。“情報好き”が高じてブログで発信の下りも、思わず取材ノートに「平子メディア」と書き込んでいる自分がいました。ちなみに高校時代はすごく日焼けしていたそう。78Pの写真では、頬骨と鼻の上がピンクがかっていますが、これ、“日焼けをイメージしたメーク”だそうです。かわいすぎる…。そして今、私はまさに、CM「OTONA GLICO」の電通・東畑幸多さん状態(46P)。編集長も山本デスクも、この「編集部より」を書き終わっていると知り、超冷や汗モードです…。 (平島綾子)
シャープと東芝も夏に対応テレビを発売、スカパー!はワールドカップを生中継…黎明期だからこそなのでしょうが、今回の3D特集は毎日のように新しいニュースが入ってきて、校了ギリギリで原稿を何度も修正しました。制作現場では試行錯誤しながらも、「格闘技はコーナーポストの上にカメラを設置して撮ると、奥行き感が出て迫力が出る」「ゴルフはスイングしているところを撮ってもつまらない。でも、グリーン上は高低がはっきり見えてがぜん面白くなる」など、3Dらしさのポイントが徐々に見えてきている様子です。一方、メガネ派の私は、3Dテレビ付属のメガネがとても軽いことに感激。“メガネ・オン・メガネ”でも結構イケるので、3Dテレビ、本当に広がりそう…と思い始めております。(山本伸夫)
今号を手にとって「いつもと何か違うな?」と感じた方も多いのではないでしょうか。1.女優さんが表紙を飾ることが多いのに今号は男性の大野智さん。2.タレントさんの背景が、いつもは白なのに今回は違う。しかも、なぜか大野さんは机に向かって座っている。3.「日経エンタテインメント!」のロゴがちゃんと読める!(いつもはタレントさんの頭に隠れている)、などなど。実は、今号の表紙は、特集「人気者の仕事術」をイメージして作ってみました。いかがですか? ご意見をいただけると幸いです。「エンタテインメントとはサプライズなり」とは、特集で多くのヒットメーカーが語っていることです。エンタ!も、いつも、ちょっとした驚きをお届けできればと思っています。 (編集長・吉岡広統)